ちゃいぺるブログ

中国語とタミル語を中心に、外国語学習の情報を発信します

中国の生食文化とは?【淡水魚の刺身】

こんにちは。

 

今回は、少し趣向を変えて、中国の食文化の紹介です。

 

 

中国の豊富な食文化

私は語学が好きですが、中国語は最も長く接している言語かもしれません。

中国語を勉強するモチベーションとして、中国料理があります。

中国に留学していた頃は、毎日中国料理を食べても飽きませんでした。

何を食べても美味しく、留学や出張の楽しみでした。

 

広西チワン族自治区の食文化

学部3年生の時に一年間留学していた桂林のことを思い出し、広西の料理についてYouTubeで調べていたところ、この動画を見つけました。

www.youtube.com

 

どれを見ても、とっても美味しそうです。

 

広西の生食文化

上の動画の後半に出てきますが、淡水魚の刺身を食べる習慣があるようです。

日本でいえば、鯉のあらいを食べるようなものでしょうか。

正直、この動画を見るまで、広西に魚を生で食べる習慣があることを知りませんでした。

中国の料理といえば、火を通して温かい状態で食べるのが一般的だと思っていました。

 

生の淡水魚は危険?

日本でも淡水魚の刺身を食べる文化はそれほど一般的ではないかと思います。

というのも、淡水魚は一般的には火を通して食べるのが一般的で、生で食べると寄生虫が原因で感染症にかかってしまう可能性があります。

 

広西の肝吸虫症感染率は全国一位

こうした食文化を持つ広西では、肝吸虫症の感染率が全国一位とされています。

このような状況から、中国国内でも淡水魚を生で食べることを疑問視する声が多くなっているようです。

ただ、汚染のない水で育てられた淡水魚であれば、リスクは減ると考えられており、上海などでは、循環水による養殖も進んでいるようです。

健康面でのリスクが減り、食文化が安心して残せるような仕組みができたらいいですね。

gx.sina.com.cn

 

本日の中国語

罪魁祸首 【zuì kuí huò shǒu】

悪の元凶、諸悪の根源 などの意味です。

 

みなさんも、中国の食文化について、調べてみてください。