こんにちは。
今回は、筆者が中国で訪れた、湖南省・湘西地方の鳳凰古城と芙蓉鎮をご紹介します。
湖南省「湘西」地方
今回ご紹介する湘西地方は、湖南省の西部に位置する、「湖南省湘西土家族苗族自治州」です。
自治州の名前を見てもわかる通り、少数民族が非常に多い地域です。
これから紹介する街も主に少数民族が住んでいる地域です。
1.鳳凰古城
鳳凰古城は、湖南省湘西土家族苗族自治州の鳳凰県にある街です。
中国四大古城の一つとも呼ばれ、世界文化遺産にもなっています。
明清時代からの建築物がそのまま残っており、また川の流れる音も合わさって非常に穏やかな気持ちになれる街です。
鳳凰古城でのオススメの時間帯は早朝です。
夜が開けて間もない時間帯に街に出てみてください。
非常に静かで川の流れる音に心が洗われるような体験ができます。
山間部特有の朝霧に包まれ、なんとも言えない故郷のような懐かしさを感じることができます。
早朝の鳳凰古城には、なんとも言えない趣があります。
川沿いに立てられた家屋は、「吊脚楼」(diao4 jiao3 lou2)と呼ばれる建築方式で建てられています。
家屋から川面に向かって足が吊り下がっているように見えます。
この辺りの建築の特徴でもあり、元々は獣などから襲われるのを防ぐための方法だったとされています。
古城内は、どこにいてもこのような趣のある雰囲気を感じられます。
小さな路地にも、つい足を踏み入れたくなってしまい、迷子になってしまいがちです。
一度この街に入ったが最後、街を離れたくなること間違いなしです。
2.芙蓉鎮
鳳凰古城からほど近い場所にあります。
この街の特徴は、崖の上に街が作られており、街の真ん中に滝が流れていることです。
鳳凰古城と同様に明清時代からの建築物がそのまま残っており、街の歴史は2000年以上とも言われています。
また、この風光明媚な風景から、映画の撮影地にも使用され、映画のファンが聖地巡礼に来ることもあります。
現在は、観光地となっており、街の入口でチケットを買う必要があります。(60元)
街の中に川と滝が流れており、なんとも風情のある姿を見せてくれます。
滝の下に行くこともできます。
訪れた時には水量が少なかったですが、水量が多い時には、それはそれは壮観な景色になるそうです。
また、夜にはライトアップもされます。
この街は、鳳凰古城ほど観光地化されていませんので、夜も静かな時間が過ごせます。
あまりにも時間が穏やかに流れるので、居心地がよくなってしまい、ついつい帰りたくなくなってしまいます。
まとめ
今回は、湖南省・湘西地方の鳳凰古城と芙蓉鎮をご紹介しました。
どちらも大変風光明媚な場所で、自然と人々の生活の共存が感じられ、とても居心地の良い場所です。
2019年に一度訪れたのみですが、自由に旅行できるようになったら、何度でも足を運びたい場所です。
このブログでは、今後も中国の観光地の紹介もしていきますので、よろしくお願いします!