ちゃいぺるブログ

中国語とタミル語を中心に、外国語学習の情報を発信します

「外国語が一週間でペラペラになる!」等の広告(罠)に対して思うこと【一週間の学習経験談】

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こんにちは。

今回は、外国語を勉強することについて、取り上げていきたいと思います。

外国語を勉強する上での心持ちみたいなものに近い内容になるかもしれません。

 

 

人は一週間でどの程度まで上達できるのか

よく語学教材の広告等で見かける、「短期間でペラペラになる」という宣伝文句ですが、果たして可能なのでしょうか。

そもそも、一週間でどの程度まで上達できるのでしょうか。

ここからは、自分の中国語の学習経験談となります。各項目別に書いていきます。

発音

一週間では何一つ覚えられませんでした。

 

文法

大体、以下のようなことを覚えたのが一週間です。

「S是O」の構文

「S+V+O」の動詞述語文

それぞれの否定文に「不」

疑問文に「吗」をつける等

語彙

大体、以下のようなことを覚えたのが一週間です。

人称代名詞

名前

吃、来、饭、日本、日本人

你好、请多关照等

 

まとめ

以上、一週間の学習経験を書いてみました。いかがでしたでしょうか。

発音

まず、発音ですが、母音、子音、声調…どれをとっても難しさを痛感しだした頃が一週間です。

母音の口の開き方や、子音の弁別、声調を何度も繰り返し繰り返し練習していました。

ちなみに、中国語を学習して最初の一年は発音ばかり学習していました。

それだけやっても音の定着が上手くいかなかった経験があります。

文法

文法は、触りたてはそれほど難しく感じていませんでした。英語やスペイン語のように語形変化がないですし、疑問文で単語の順番も入れ替える必要もないと知った頃だったので。ただ、その後中国語文法の難しさを痛感することになります。

語彙

語彙は、発音や文法を覚えるために覚えたようなものなので、それほど数は多くないかと思います。

語学に裏技なし

これが一週間の学習成果です。これでペラペラになったと言えるでしょうか。

よく見かける語学教材のように、この状態で大量にインプットをして、果たしてペラペラになると思えるでしょうか。

仮に、音源でインプットしたフレーズや文を言うことができたとして、果たしてそれは相手が分かるような発音でできるでしょうか。

20年以上語学に触れてきましたが、それは確実に無理です。

語学は短期間の学習では身につきません。継続した反復練習と実用が不可欠です。

このブログでは、そんな外国語の学習に関して有益と思う情報や学習のモチベーションとなるような情報を発信していきますので、これからもよろしくお願いします。