こんにちは。
今回は、教育についての記事です。
自主性や多様性について少し考えていることをまとめていきたいと思います。
この問題を考えたきっかけ
教育における自主性と多様性について、考えるきっかけとなったのは、知人の子供の出来事です。
子供が学校を嫌がっているようです。
- 学校がつまらなくて、行く意味が分からない。
- 決められた時間に決められたことをやらなきゃいけないのが嫌だ。
こんなことを言われているようです。
知人としては、学校に行ってほしいようですが、それを子供に伝えるのが難しいようです。
個人的に公教育に対して思うこと
今の公教育は、どうしても自主性や多様性が尊重されにくいものになっていると感じています。
「勉強は一生懸命努力するもの」
こういった考えが蔓延ってしまっていると思います。
こんな考えでは、勉強をする上で最も大切な「好奇心」が育ちにくいことは、日本の公教育を受けた経験のある方は感じられる部分があるのではないでしょうか。
また、生徒にはさまざまな背景を持つ生徒がおり、それぞれ違った考えを持っています。
しかし、今の公教育では、画一的な授業や考え方を押し進めるだけになっています。
この状態で生徒の自主性や多様性はどのように担保され得るのでしょうか。
公教育を受けた経験のある大人でもこのように考えるのに、その教育を強要される子供が、公教育に意味を見出せなかったり、つまらないと感じることは当然のことではないでしょうか。
しかし、今の日本では、子供が公教育のシステムに馴染まないのを子供のせいにすることが当然のように考えられているのではないでしょうか。
- 子供が学校に行きたくないと言い出した。
- みんなも我慢していっているのだから、自分の子供も行くのが当然。
このように考える社会になっているのではないかと感じています。
オルタナティブ教育
この出来事があってから、筆者でも「オルタナティブ教育」を再度調べてみました。
オルタナティブ教育は「代替教育」とも訳され、従来とは異なる教育方法のことを指します。
日本では、「モンテッソーリ教育」や「シュタイナー教育」などの新しい教育思想に基づく教育方法を指す場合が多いです。
「モンテッソーリ教育」については、日本でも有名な教育方法で、将棋の藤井聡太さんや、ビル・ゲイツ、ラリー・ペイジなどの世界有数のIT企業の創立者たちもモンテッソーリ教育を受けていたと言われています。
「シュタイナー教育」については、日本では俳優の斎藤工さんが受けていたと言われている教育方法です。
どちらも子供の自発性を尊重して、自由な発想を重んじる教育方法です。
現在、さまざまな面で多様性が叫ばれている世の中で、公教育は依然として旧来の考え方で教育が行われています。
一方、現在では日本でも「オルタナティブ教育」を提供する学校が増えてきています。
親のできることは、子供になるべくたくさんの選択肢を出してあげることだと思います。
その中で、教育や学校についても、さまざまな選択肢の中から考えることが必要なのではないでしょうか。