ちゃいぺるブログ

中国語とタミル語を中心に、外国語学習の情報を発信します

外国語のリスニングが聞き取れない理由【リスニングを伸ばすために】

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こんにちは。

今回は、リスニングのできない理由や伸ばすためにできることをご紹介します。

 

みなさん、外国語のリスニングは得意ですか?

得意でないという方は、多いと思います。

そこで、なぜリスニングが聞き取れないのかを考えてみたいと思います。

 

リスニングが聞き取れない理由

1.語彙・文法力の不足

リスニングが苦手という方は、これが一番多い理由なのではないでしょうか。

リスニングというのは、スピードについていけて音が聞き取れるだけでは成立しません。

リスニング力を伸ばすためには、当然ながら聞いた文章の意味を理解する必要があります。

仮に、聞いた文章の発音がわかっても、その意味が理解できなかったらリスニングができていないことになるのです。

これを解消するためには、語彙・文法の学習、暗記が必須です。

よく、リスニング力を高めるために、とにかく音源を聴きまくる、という方がいますが、聞いている内容が理解できていなければ意味がありません。

地道な基礎学習が最も重要だといっても過言ではないと思います。

 

2.発音が正しく把握できていない

これも、日本人学習者にありがちなのですが、例えば英語を勉強するときに、スペリング(綴り)を重視するあまり、正しい発音を把握せずに覚えてしまっていることが多いです。

例えば、"language"を「ラングアゲ」と覚えていた方も多いのではないでしょうか。

それで覚えた単語を実際に聞いたときに理解できるわけがないですよね。

語彙を覚えるときは、カタカナではなく、発音記号や実際の発音に準えて覚えることが必要です。

 

3.スピードについていけない

これも学習者にはありがちな問題です。

ただ、この問題を感じる場合、まず上の二つの問題が解決されていないことが多いです。

自分がきちんと理解できていない、もしくは把握できていないのが原因で、実際に聞いた時に速く感じることが多いです。

もし、上の二つの問題が解決されていて、その上でスピードが早く感じられるのであれば、そこで多聴が役に立つでしょう。

要は慣れの問題だと思います。

単語ごとの発音が把握できていても、言語によってはリエゾンやアクセントが変化したりしますので、フレーズや文章ごとの発音も理解する必要があります。

それらを理解した上で、大量にインプットすることは、リスニングには良い練習かもしれません。

 

まとめ

まずは、語彙・文法の練習に集中しましょう。

同時に、発音も正しく覚えましょう。

自分で正しい発音に近い音が出せるようになることが理想です。

その上で、大量にインプットをして慣れることが大切です。