ちゃいぺるブログ

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2日で株価が3分の1に?!中国投資リスク直撃の米国上場銘柄EDU(新東方教育)大暴落の理由

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こんにちは。

今回は、保有している中国企業のEDU(新東方教育)について、大変なことになっているので、ご紹介します。

 

 

米国上場の中国企業EDU(新東方教育科技集団)とは?

新東方教育科技集団は、1993年に設立された、中国で最も大きな英語教育企業です。

2006年にニューヨーク証券取引所に上場し、中国で最も早くアメリカに上場した教育関連企業でもあります。

通称は、「新東方」と言いますが、規模が非常に大きく、中国のどこの都市に行っても教室を見かけます。

近年は、オンライン教育に力を入れており、新型コロナウイルス蔓延時にも、オンライン教育の需要が高まり、着実に売り上げを伸ばしていました。

 

中国政府の規制により、株価大暴落

順調に見えた中国の教育関係銘柄ですが、突如株価が大暴落します。

こちらのニュースをご覧ください。

www.nikkei.com

実際に、2日間の間に株価がほぼ6割〜7割下がりました。

こうした教育関係銘柄の大暴落を受けて、中国・香港株から投資家たちが金を引き上げているようで、香港株も連日大幅に値下がりしていました。

 

筆者保有のEDU(新東方教育)もモロ直撃

筆者自身も、EDU(新東方教育)には投資をしていました。

コロナの影響もさほど受けず、需要の高まりから株価を上げ、さらには株分けまでしていました。

そこに突如きた大暴落に対処できるはずもなく、ひたすら暴落を見ているだけとなりました。

今回、初めて中国企業への投資のリスクを肌で感じました。

順調に行っていたはずの投資先が2日で3分の1の価格になることもあり得るのだということが身に染みてわかりました。

ただ、それほど多くの資金を投じていたわけではなかったため、今回は中国の教育関連企業の行く末を見守るためにも、損切りはしないつもりです。

中国政府の規制によれば、教育・学習支援サービス産業は、非営利化するということです。上場も禁止するとしています。

この窮地に中国の教育関連企業たちがどう行動するのか、注視していきたいと思います。