こんにちは。
今回も、広西の食文化をご紹介します。
広西の「タニシ食」文化
私の留学していた広西には、タニシを食べる文化があります。
ここで、タニシの食べ方をいくつかご紹介します。
螺蛳粉(タニシビーフン)
広西のタニシの食べ方の一つに、タニシビーフンがあります。
上の写真の「酸辣田螺粉」がタニシビーフンです。
タニシビーフンの本場は、柳州市になります。
柳州では、「螺蛳粉」と呼ばれ、中国でも有名な料理です。
一般的に、辛い味付けがされたスープにビーフンを入れて食べます。
広西の北側は、湖南料理の影響からか、辛い味付けの料理が多いです。桂林も例外ではなく、味付けについて何も言わずに注文すると、基本的に唐辛子が入っています。
「螺蛳粉」を一度食べてみましたが、タニシの臭さと辛い味付けで、あまり好きに離れませんでした…
余談ですが、「螺蛳」はタニシの意味なのですが、同じ発音の単語で「螺丝」があります。これはネジやボルトの意味になります。
よく、「螺蛳粉」を初めて聞く人は、この名前を聞いて、「ネジビーフン」を想像しがち、とよく冗談で取り上げられていました。
ちなみに、「螺蛳粉」はAmazonでも買えます。
インスタントですが、レビューを見るとなかなか美味しいと評判のようです。
沙煲螺(タニシの土鍋スープ)
YouTubeを見ていたら、広西の省都、南寧の料理として沙煲螺が取り上げられていました。大体14:00〜が沙煲螺の内容です。
タニシ、生姜、里芋、タケノコの漬物を主な材料のようです。
胃に優しそうな味付けですね。
これは食べたことがないので、南寧に行ったら食べてみたいと思いました。
今回は、タニシの食べ方のご紹介でした。
また中国ならではの料理等を見つけたらご紹介します。