こんにちは。
今回は、数の数え方についての記事です。
「ゆる言語学ラジオ」楽しいです
最近、以前ご紹介した「ゆる言語学ラジオ」を聞いています。
内容がとても楽しく、話されている方々の博識さに驚かされています。
数の数え方と手
そんな「ゆる言語学ラジオ」で紹介されていたのが、人間が数を認識したのが手と関係があるのでは?という話。
多くの言語で数字が10進数で数を表すのは、手の指の本数が10本からきているということでした。
すごく説得力のある話で、人間が数を認識するのに手はすごく重要な存在だったのだと思います。
そして、12進数の場合は、指の関節がちょうど12本だということです。
それを聞いて、ベトナムのことを思い出しました。
ベトナム語は数字こそ10進数ですが、数を数える時には、指の関節を使う、と聞いたことがあります。
日本人の感覚からすれば、指を折って数を数えることはしますが、指の関節を数えるという発想はないと思います。
その話を聞いて、ベトナム人には、日本人には見えないものが見えているのだな、と感じて何か世界が一つ開けたような感覚がありました。