こんにちは。
今回は、文章を読む上で大切だと思われる能力をご紹介します。
外国語の文章を読むとき
皆さんは、文章を読むとき、一字一句追いながら読んでいますか?
おそらく、多くの人は、少し流しながら重要な語句を中心に読んでいくと思います。
では、外国語を読むときも同様に読んでいますか?
おそらく、文章を読むのに慣れない人は、一文字一文字読んでいるのではないかな、と思います。
中国語では意識しなかった
幸か不幸か、中国語は漢字を使っていることもあって、この問題はそこまで意識しませんでした。
習得していない単語でも、漢字をみれば何となく意味がわかってしまうことも多く、日本語に近い感覚で文章を読んでいく事ができていた気がします。
ペルシア語暗記を通して得られる?能力
最近ペルシア語の暗記を続けていますが、この練習を通して感じる能力があります。
それは、「語や表現を一かたまりとして捉える」能力です。
ご存知の通り、ペルシア語の文字にはいくつか特徴があります。
まず、文字が細かく見えるところが挙げられます。
一文字一文字読んでいくと、アラビア文字は読むのにそこまで苦労はないかもしれませんが、一文字ずつが細かく感じます。
次の特徴として、母音が表記されない事が挙げられます。
アラビア文字の特徴で、表記されないのは、主に短母音です。
子音と長母音だけ表記された状態で、短母音がどのように発音されるかを考えながら読む必要があります。
これでは今後文章を読んでいくときに大変なのですが、これを語句を一かたまりの形として捉えていくと、格段に読みやすくなり、また、文章の内容も頭に入ってきやすいと感じました。
暗記する単語や表現は、まだ母音表記をしながら覚えていますが、いずれ母音表記もなくして覚えていく必要があるな、と感じています。
ある程度語彙力がついた状態で次のステップに行きたいと思っています。