こんにちは。
今回は、外国語学習者が初級からレベルアップするために必要なことをご紹介します。
初級から中級にレベルアップするために
外国語学習者が初級から中級、上級を目指すために必要なことは多々あります。
今回は主に中国語の語彙、文法、発音の観点から語彙についてご紹介します。
語彙の強化
外国語学習に語彙を増やすことは欠かすことができません。
そして、語彙の強化が、３つの要素の中で一番大変かもしれません。
特に、初級においては、基本的な語彙は習得していても、一歩踏み込んだことを伝えるために語彙が不足する段階でもあります。
語彙力を増やすためには、やはり大量にインプットをする必要があります。
筆者が初級〜中級の頃には、この本を使って勉強していました。
この本は旧HSKの初等級（旧HSK1〜5級）までの語彙3051語が品詞別に分類されて収録されています。
新HSKに換算すれば、中級の4級までカバーできることになります。
以前の旧HSKの方が試験のレベルとしては高いものでしたので、旧HSKの初中等向けの語彙を勉強すれば、自然と中級レベルの単語も身についていました。
ただ、2006年に発売された本のため、Amazonでは売っていないかもしれません。
探したところ、同じ著者のシリーズで新HSK向けに発売されていました。
初級から中級までの1200語を網羅しているようです。
やはり旧HSKから新HSKへの移行でかなり語彙数が減っているようですね。
語彙力強化のための勉強法
語彙の勉強に関して、以前から記事を書いていますので、ご参照ください。
いずれにしても、外国語学習には大量のインプットが必要なので、単語帳を使って勉強するのが、一番効率的な語彙強化の方法だと思います。
そして、インプットした語彙を使える語彙に変えるためには、アウトプットの練習が必要です。
それを意識しながら継続的に勉強をしていくのが、地道ではありますが、最も効果的な学習の方法だと信じています。
