ちゃいぺるブログ

中国語とタミル語を中心に、外国語学習の情報を発信します

ロシア語の硬音と軟音について【発音】

こんにちは。

今回は、ロシア語の発音についての記事です。

ロシア語には、「硬音」と「軟音」という概念があります。

 

ロシア語の硬音と軟音について

ロシア語には、「硬音」と「軟音」という概念があります。

音声学の専門用語で言ってしまえば、

「硬音」=「非口蓋化音」

「軟音」=「口蓋化音」

となります。

 

例えば、「マ」という音があるとします。

「マ」を何度か繰り返し発音していると分かりますが、舌が下の方にあるのが分かります。

ほとんど舌が動いていないと思います。

これがロシア語でいう「硬音」、いわゆる普通の音です。

 

次にこれを軟音化させます。

軟音化とは、すなわち口蓋化のことです。

口蓋化とは、舌を硬口蓋に寄せて発音することです。

試しに、「マ」を「ミャ」と言ってみましょう。

舌が上顎の前の方にあることがわかると思います。

これがロシア語でいう「軟音」です。

 

ロシア語においては、この「硬音」と「軟音」の対立が非常に大切な概念で、文法にも影響してきます。

この先学習を進めて行った時に、何が待っているのか、とても楽しみです。