ちゃいぺるブログ

中国語とタミル語を中心に、外国語学習の情報を発信します

【タイ語とそっくり?】中国で最も人口が多い少数民族の言語 チワン語

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桂林留学時に撮影した写真

こんにちは。

 

今回は、チワン語についてのお話です。

 

私は学生時代、中国の広西チワン族自治区の桂林に留学していました。大学の日本語学科の学生は半数以上が少数民族という環境でした。

 

広西チワン族自治区って?

広西チワン族自治区は、中国の南、広東省の隣でベトナムとの国境にあります。

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中国の少数民族で一番人口の多い、チワン族の原住地でもあります。

特に自治区の西部にチワン族が多く暮らしていると言われています。

 

チワン語ってどういう言語?

チワン語チワン族によって話される言語です。

チワン語の枠組みとしては、タイ・カダイ語族に属する一言語とされ、タイ語と同系の言語と言われています。

 

タイ語と似てる?

チワン語タイ語は、発音や語彙で似ていると言われています。

YouTubeで面白い動画が上がっていましたので、共有します。

中国語のリスニング資料としても使えると思います。

 

www.youtube.com

 

 中国に住んでいるタイ人の留学生が、タイ語チワン族の方と会話をしてみるという企画(実験)です。

買い物や商売まで、タイ語だけでチャレンジしています。

基本語彙で共通するものが多く、声調や発音の違いはあっても意思疎通がある程度できることが分かります。

タイ語の数詞などで、中国語由来と思われる語彙が見られますが、チワン語タイ語の祖語の頃からの借用なのかもしれないと思うと、非常に面白いですね。