こんにちは。
長らく更新が空いてしまいました。
授業の課題資料の作成に時間を取られてしまい、ブログの更新までできませんでした。
中国の概況資料を作成してみて
ここ数日、日本語教師養成講座の授業課題で中国の概況資料を作っていました。
資料の内容は、中国の人口や面積等の大まかなデータ、近代史の主な出来事、中国の言語事情や民族事情、日本との関係についてでした。
この資料を作成するときに気をつけていたのが、できる限り中立的な内容にすること。
ですが、どの項目も少なからず国ごとの立場や政治色が表れてしまうことが実感できました。
例えば、
面積は、領土問題や政治的な立場が出るし、
近代史の主な出来事は、どんな出来事を重要視するかは歴史問題に発展するし、
民族事情は、台湾の先住民が含まれていることが前提になっているし…
そんな中、安心して書けたのが、言語事情についてです。
もちろん、言語事情について書くときにも少なからず立場によっての価値観は含まれてしまいます。
ですが、言語学では「どの言語にも優劣の差はない」とするのが前提で、中国の多様な言語事情について書くのはとても楽しかったです。