こんにちは。
今回は、中国語検定についての記事です。
中検についての記事は、これまでもいくつか書いてきました。
今回は、中検準一級の過去問を解いてみたので、その感想や手応えを書いていきます。
中検の過去問を解いてみた
これまで、中検準一級用の参考書を使って学習を進めてきました。
主に、この本で単語の暗記を進めてきていたのですが、だいぶ学習も進んできたので、そろそろ別の方法を、と思い手を出したのが過去問です。
実際の問題を解いてみたかったこともあり、過去問を見てみました。
中検の過去問入手方法
中検の過去問にアクセスするには、二つ方法があります。
一つは、中検のホームページで、過去問が見られます。
過去15回までの試験問題に誰でもアクセスできます。
解答も同様に見られるので、自己採点をするのに非常に便利です。
二つ目は、書籍で過去問を購入することです。
筆者は、Amazonで、こちらの本を購入し、過去問に当たってみました。
リスニング用の音声は、ネット上で無料でダウンロードできますので、本にはCDなどはついてきません。
ホームページ上の試験問題とは違い、解説がついています。
語彙の意味やニュアンスなどの説明もされているので、使い勝手は良いと思います。
解いてみた感想
まず解いたのが、第103回目の筆記の問題です。
解いてみた感想として、まずこれまで暗記等で勉強してきたものが活かされている、ということです。
これまで覚えてきた単語や表現が実際に試験問題に出てきているのが分かると、覚えた甲斐があるし、より記憶に定着します。
手応え
準一級の問題は、学習を開始する前に一度見たことがありましたが、当然何もわからない状態でした。
ですが、中堅準一級に向けた学習をある程度してから、今回過去問を解いてみると、案外正答率が高かったです。
中検準一級の筆記セクションはこのような構成になっています。
- 大問1:長文読解
- 大問2:空欄補充問題
- 大問3:下線部解釈選択問題
- 大問4:拼音の漢字起こしと和訳問題
- 大問5:中訳問題
特に正答率が高かったのは、筆記セクションの大問1、2、3の箇所です。
逆に正答率が低かったのは、大問4と大問5。
つまり、これまでの中検準一級に向けた学習を通して、単語や成語などは理解していて、受動語彙として習得しているものの、文章として自然な表現や、語彙の深い部分での理解ができていないことが分かりました。
今後の学習について
以上を踏まえて、今後は翻訳も視野に入れた学習を取り入れていきたいと思います。
文章の中で自然な表現ができるかどうかが重要な要素になるので、表面的な単語学習だけでなく、能動的な表現も身につけることができるので、非常に有効な学習です。
加えて、幸い筆者は、日本語学習者の文章添削なども行うので、和訳の勉強は仕事にも活かせそうです。
今回の過去問で、確実に力がついていることがわかったので、これからも焦ることなく、継続して学習していきたいと思います。